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【訪問看護師への転職】向いている人の特徴や仕事内容を解説

訪問看護師の求人数は年々増えてきており、転職を考える方にとっては一つの候補としている方もいるでしょう。
転職するにあたり、訪問看護師は自分に向いている仕事なのか事前に知っておくのは大切です。

本記事では、訪問看護師の仕事内容を踏まえて向いている人の特徴をご紹介します。

【訪問看護師への転職】向いている人の特徴や仕事内容を解説

訪問看護師とは?

住み慣れた家で療養生活を送る利用者に対してケアを行うのが、訪問看護師の主な役割です。
主治医が作成する「訪問看護指示書」を基に、生活のお世話や注射・点滴などの医療処置を行います。

身体状況や自立度、生活環境を実際に確認できる看護師は、医師の指示に従うだけでなく、利用者の変化や生活の問題点に気付き、新たな対策をとるのも必要です。
そのため訪問看護師は、利用者の希望に合った生活を提供するスペシャリストといえるでしょう。

高齢化社会で需要増!訪問看護に期待されている役割とは

日本は高齢社会であり、2025年には団塊の世代が70代を迎えます。
この節目に備えて、「在宅医療の推進」と「地域包括ケアシステム」の強化が進められています。

高齢者や障害を持つ方が、住み慣れた地域で自立した生活を送れるようにするサポート体制が「地域包括ケアシステム」です。
この取り組みにより、長期入院による医療費削減や病床の効率利用が期待されています。

このプランのためには、患者を病院から在宅へ療養場所を移す必要があります。
訪問看護は、「病院で治療が終わったあとの患者のサポート」を行う重要な役割を担っているのです。

【その方らしい暮らしを援助する】訪問看護師の業務内容

訪問看護師の大きな役割は、「その方らしい暮らし」へのサポートです。
そのため、業務内容は医療面のサポートや、生活面のサポートにとどまりません。

● 利用者やご家族の相談にのる、アドバイスを行う
● 医師など多職種との間を取り持つ
● 心身の変化や生活環境を観察して、必要なサポートを検討する

訪問看護指示書の内容以外にも、必要な業務が数多くあります。
訪問看護師は利用者とじっくり向き合い看護を行うため、信頼関係を築くのも重要な業務内容です。

訪問看護師に向いている人の特徴5選

訪問看護の仕事について知ると、自分に訪問看護師が勤まるか不安に思う方もいるでしょう。
訪問看護師に向いている人の特徴を5つにまとめてご紹介します。
自分の性格やこれまでの働き方を振り返りながら、参考にしてください。

1.コミュニケーションが上手

訪問看護師は、利用者だけでなく家族や他職種スタッフとのコミュニケーションが必要です。

● さまざまな人と話すのが好き
● 話の中から情報収集をするコミュニケーション能力がある
● 情報共有する必要性を理解し、他職種スタッフと連携がとれる
● 押しつけにならずに、話の流れで指導やアドバイスができる

上記のような看護師は訪問看護の現場では、活躍が期待できます。
自分ではわからない場合は、身近な人に自身のコミュニケーションスキルについて意見を求めてみるのもよいでしょう。

2.想像力があり冷静な判断ができる

訪問看護では、利用者の状態変化に急いで対応しなければならない場面もあります。
また、次に起こり得る症状を予測したり、利用者の変化する状態や生活に合わせて先回りしたりと、先を読んだ対応も必要です。

そのためには、何が起こるか考える「想像力」とそれを解決するための「判断」を下す必要があります。
看護師としての経験値も大事ですが、持ち前の性格も影響するでしょう。

慌てずに冷静に物事を進めて、変化によって必要なサポートを想像し対応できる看護師は向いているといえます。

3.じっくり向き合った看護がしたい

訪問看護では、利用者との時間が確保されています。
利用者とじっくり向き合った看護ができるため、多くの訪問看護師がやりがいを感じるポイントでもあります。

急性期病棟では患者とじっくり話をする時間がとれず、自分の看護ができていないと感じる方が多いです。
そのような悩みを抱える看護師の方は、訪問看護にやりがいを感じる可能性は大きいでしょう。

4.柔軟な考え方ができる

訪問看護は仕事の説明でも紹介したとおり、地域包括ケアの一部の担うチーム医療です。
多くの専門知識を持った他職種スタッフと、情報や意見交換をする場面も多くあります。
そのため、「自分の考えが正解」と凝り固まった考えをするのではなく、ほかのスタッフの意見に耳を傾けるのも大切です。

よいと思ったら他人の意見を取り入れ、考えを柔軟に変えるのは利用者のよりよい生活にもつながります。
利用者の生活を一番に考えて、柔軟な考えができる方は訪問看護師には適任でしょう。

5.責任を全うできる

訪問看護では、利用者と長期間にわたる関わりもめずらしくはありません。
受け持ち制をとる事業所も多く、担当が頻繁に変わるのに比べて、利用者の生活の質を維持向上できる利点があります。

そのため、利用者の看護に対して責任を全うできるかが重要です。
また訪問看護は基本的に一人で利用者宅を訪問します。
必要な情報を他職種スタッフに提供でき、「気が付かなかった」「知らない」などの無責任な看護とならないように、患者を看る責任を持つ必要があります。

まとめ

これから訪問看護の需要はさらに増えるでしょう。
それぞれが持つ看護観や性格によって、向き不向きがあります。

1.利用者や多職種とのコミュニケーションが好き
2.冷静な判断と想像力がある
3.じっくり向き合った看護がしたい
4.柔軟な考え方ができる
5.責任感がある

訪問看護師について気になっている方は、記事内で紹介した上記のポイントについて自分に合いそうか検討してはいかがでしょうか。

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